RSS | ATOM | SEARCH
南京にて

良くない話ですが、「南京」と聞いて思いつくのは残念ながら「南京大虐殺」でないでしょうか。
というか実際に、現代の日本でどれだけ認知されているのか知りませんが。

1937年、日本軍による南京攻略後、兵士、捕虜だけにとどまらず、老若男女をひたすら虐殺したという事件です。

僕もこの事件に関しては、一応学校で聞いたこともあったと思うけど、特に印象もなく、歴史の一つとして、ただの単語としてしか記憶していませんでした。

南京にある「侵華日軍南京大虐殺遇難同胞記念館」というすごい立派な記念館では、全ての資料に日本語の解説がついており、日本人でも理解しやすいものとなっていました。
その記念館の展示物を見て率直に、日本軍がこんなにもひどい事をしていたとはショックでした。


被害者は30万人以上。ありとあらゆる方法で殺人が行われていたとの事です。
その行為には本当に意味の無い、またあるいは楽しみのために行われていたようです。

当時の数多くの写真や資料が、その悲惨さを物語っています。
「命の価値」なんて言葉は全くなかったのでしょうね。
それらは殺人というただの「行為」にしか過ぎなかったのでしょう。

戦時中とは言え、平然とこういう事ができるものなのか?
そうする事が、その当時は「正義」であると考えられていたのか?

ボクは日本が好きだし、日本人の「思いやり」のような穏やかな国民性が好きでもあります。
でも、時代と場所によって、あるいは何らかの影響によって、人間ってのはいかにでも変わる可能性がある事があるのだなと。
今の日本人も太平洋戦争の敗戦、戦後という苦しい時代を基に、たまたま築かれた像なのかもしれませんね。

また驚かされたのは、これがまだ70年前の事件だということです。
わりとまだ最近の出来事なんです。

広島の原爆ドームや、アウシュビッツなどがいわゆる「負の遺産」として世界遺産に登録されていますが、
もちろん日本にとっては不名誉この上無いことですが、いずれここもそうなるかもしれませんね。。


歴史は過去のものですが、決して忘れる事なく、それから学んで今後にどう生かしていくかが重要だと思います。
日本全体の話でもそうですし、自分一人の失敗談でもそれは言える事ですね。

さすがに南京では、自分が日本人である事を隠したくなってきますが、それは自分の国日本の負の歴史として受け止めようと思います。

author:oka, category:思うこと, 00:25
comments(4), trackbacks(0), - -
Comment
南京に行くと知人に話したところ
矢張り、そういった背景を含め心配してました

過去は消せるものではありませんが
風化させず、戒めとして刻まなくてはですね

二度と悲しいことが起こりません様に…
usamurai*, 2010/09/20 9:02 PM
>usamuraiさん
南京では、実は日本人だからと不当な扱いをされたりはしなくて逆に意外でした。
でもそれは、逆に偏見であり、南京の人に申し訳なかったかもしれません。
oka, 2010/09/21 9:57 PM
元気そうで何よりです。
チョコチョコと拝見させてもらっています。直人君が言うように“時代と場所によって、あるいは何らかの影響によって、人間ってのはいかにでも変わる可能性がある”、正に其のとおりと思います。基本的に世には悪人はいないと思います。ただ、その人の環境、状況によって変わって行くのだと思います。とにかく、無事に南京通過したので安心しました。Take care,
Mina Hogan, 2010/09/22 2:11 AM
>minaさん
書き込みありがとうございます。
そうですね。ボクも今回いろんなとこにいって、体験して、考えて、いろいろ変わっていければなと思います。
oka, 2010/09/22 7:45 PM









Trackback
url: http://world-runner.jugem.jp/trackback/30