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6088m!ワイナポトシへの挑戦〜後編〜

6088m、ワイナポトシへの登山

 

初日はアイゼンをはいて歩く練習などをして早めの就寝。

 

 

翌朝起きて外を見てみると天気はかなりよくワイナポトシの姿もよく見える。


高山病の症状もなく体調も良い。


ダビスタ(懐かしい)で言うところの「気合も乗って絶好調です 完全に仕上がりました」っていう状態だ。

 

朝ご飯も食べて、よし次の山小屋へ向かうぞ!

 

っていう意気込みとは裏腹に、午前中は待機という完全に肩透かしをくった笑

 

実はこのツアー、ガイドがめちゃくちゃタフでワイナポトシにほぼ毎日登ってるのよね。

 

昨日氷河で練習をした後自分達は山小屋に帰ってきたけど、ガイドは次の山小屋に向かい、そのまま他の客を連れてワイナポトシを登りに行くらしい。

 

それが昼前にはこの山小屋に帰ってきて、休む間もなく今度は自分達と一緒に登りだすみたい。


後で自分のガイドに聞いてみたら3日連続で登ってるらしい笑

 

慣れてるとはいえガイドにも疲れとかあるんだろ、、大丈夫なのか??

 

まぁでもそうやって何年もやってるようだけど。

 

 

さて、昼前ぐらいになるとガイドたちが帰ってきた。


ちなみにこの日のゲストの半分は登頂できて半分はできなかったような感じらしい。。なるほど。

 

ガイドと改めて道具一式の確認をして次の山小屋へと向かう。(途中で入山料20ボリ払う。300円くらい)

 

そこまでは3〜4時間で到着。ふむ、とりあえずは全然余裕だな。

 

天気が悪い中山小屋に到着。


ここで夕食を食べて寝て夜中の12時からアタック開始という流れのようだ。

 

そして朝6時頃までに登頂するのが目安らしい。


日が昇ってしまうと雪が解けて滑りやすくなって危ないのでそれまでに登らなきゃって感じみたい。

 

ワイナポトシの登頂率が低いのはこれも関係している、要は時間制限があるのよね。

 

再び道具の確認と明日の打ち合わせ。

 

夕食はもりもり食べてすぐに寝る。3時間ほどの仮眠であまり寝れなかったけど。

 

そして11時半頃に起きた。

 

外に出てみると満点の星空が見える。いつの間にか天気が良くなっていたみたい。

 

そして風もなさそう。

 

これはかなりコンディションに恵まれたと思う。山の神、我ニ味方セリ。

 

 

出発前にはまたご飯を食べる。

 

登山中は食事がそのままエネルギーになるのでご飯をもりもり食べるのはかなり重要。

 

そしてモモさんとおばさんの2人は12時に出発。あと昨日からずっと一緒のブラジル人の若者も彼のガイドと12時に出発。

 

自分は12時半に出発となった。(別に遅れたわけでなく12時半スタートでも登頂できるだろっていうガイドの判断)

 

かなり悩んだけど一眼のカメラは持っていかない事にした。

 

夜通し歩くので写真はほぼ撮れないだろうし、一眼の重さでもない方が絶対に楽になるだろうしね。

 

携帯とGoproは持っていくし、綺麗な写真よりもここは登頂するために荷物を軽くするのを優先させよう。

 

 

 

そして時間になり、山小屋を出る。

 

ヘッドライトの明かりをつけて暗闇の中を歩き出す。

 

よし、、、登頂するぞ。自分の中でもう一度気合を入れなす。

 


最初の30分くらいは岩場を歩きそこからは雪の斜面へとなった。

 

ここからはアイゼンをつけての登山となる。

 

ちょっとすると前を歩いていた二人とブラジル人に追いついた。

 

ここからしばらくはみんなで一緒に歩く感じになったのだが、ちょこちょこ休憩している。

 

自分としては時間の制限もあるしもっとさくさく登っていきたいのだけどまぁまだ時間に余裕があるって事かな?


そして出発して2時間ほどでかなりの急坂にあたった。

 

ロープも張られており、それをつかんでピッケル(つるはしとか言ってたやつ)も使いながら這い上がるって感じの場所だ。


ここを自分が一番乗りで上がり切り上で他のメンバーを待つ。

 

 

が、他のメンバーがなかなか上がってこない。


そうこうしていると、止まっていた二つのライトが下っていくのがわかった。下山だ。

 

「ブラジル人はもう無理のようだな」


自分のガイドが言った。

 

え?まじで?もう?


ってか見た目的に一番登頂できそうだったのは彼だったんだけど。。

 

後で聞いたら高山病でかなり辛かったみたい。さらに聞くとラパスに来てまだ数日しか経ってなかったようだ。 そりゃ高山病になるわw

 

「よし、行こう」

 

モモさんとおばちゃんを待たずにここからは自分達だけで登ることになった。

 

自分とガイドだけで山頂を目指す。

 

「ユックリユックリ」

 

英語は話せないガイドだが、日本人の誰かに教わったのかこうやってずっと声をかけてくれる。

 

このゆっくりって、アフリカのキリマンジャロ登山だと「ポレポレ」って言うのよね、可愛らしい。

 

まぁキリマンジャロ登ってないけど。

 

 

ふと後ろを振り返ってみると、遠くにラパスの夜景が広がってるのが見えた。

 

なかなかに綺麗な光景。

 

今まではただ暗闇の中をひたすら歩いてただけだったけど、なんか一気に視界が開けたような。

 

そして自分が今かなり高い場所にいるってのを実感する。

 

ラパスの標高が3600m、高いところで4000mとか。

 

それをさらに上から見下ろしているのだ。

 

ちょっと休憩がてら携帯で高度を確認してみると、もう5900mほども来ていた。

 

これだけの高度はもう初めての領域。

 

だが高山病の症状もないし、確かに息はきれるけど疲れはそれほどない。多少寒いかな?ぐらいだ。

 

よし、もうひと踏ん張りだな。

 


頂上に近づいてきたころ、ほんと道なき道を進んでいく。

 

夜の間に雪が降っていたのかもう道はなく、そこをガイドがルート工作しながら上がっていく感じになった。(この日は自分達が先頭)


ってかめっちゃ急な場所とかあったしけっこう危なかったような。

 

足場を確認しながら前を歩いてたガイドが「ここじゃない、別の場所から登ろう」とか途中でルート変えたりもしたしな。

 

 


そして最後の急坂を登り切り、出発して6時間かかり、、ワイナポトシ登頂!!!


後半から完全に独走状態で余裕の一番乗りになった。


いや別に競争してるわけじゃないけど、自分も別に体力ある方ではないのでちょっと意外だった。

 

 

山頂からの眺め。

 

まだ薄暗かったし雲もあったけど、ここからの眺めはもちろん最高だ。

 

6088m。始めての6000m越え。

 

そこにあるのはもちろん達成感。

 

 

いや、でも実を言うと「意外にすんなり登れたな」っていうのが率直な感想。

 

もちろん疲れてはいるけど「めちゃくちゃしんどい、死ぬ」ってよく聞いてたほどではない。

 

下でまた書くけど、高度順応がうまくいったからかな。

 

だが最高なだけじゃなかった。。

 

山頂から携帯で写真を撮ってたんだけど、しまう時に携帯を手から滑らせてしまい携帯は雪の斜面を超高速で疾走していった。。

 

「おむすびころりん」と聞いて想像する10倍くらいの速さ。。

 

そしてあっという間に目では追えないほど下に行ってしまった。。まじか。

 

後続で登ってきたグループが携帯を拾ってくれたみたいなんだけど、まぁ見事に破壊されてましたね笑

 

裏の電池のぼこぼこだったけど電源が入ったのはすごい笑 液晶は操作不能だったけど。

 

こうした代償はあったものの、とりあえずは登頂できて一安心。

 

もっと頂上でゆっくりしたかったが、ここからは下山だ。

 

 

下りは登りの3倍ほどのスピードでじゃんじゃん下りて行った。

 

登りの時には暗くてわからなかった景色が広がる。

 

一面雪。こんな所をひたすら登ってきたんだな。

 

↓こうして見るとけっこう疲れた顔してるかも笑

 

そうこうして下の山小屋まで無事に到着。

 

到着するとどっと疲れが出てきたかも。夜12時から結局10時間ぐらいも歩いてるんだからそりゃ疲れるのも当たり前か。

 

モモさんやおばちゃんも無事に登頂できたみたいでよかった。

 

他のグループもだけど今日はけっこう多くの人が登頂できてたと思う。

 

いや、ほんと今日はコンディションに恵まれてたのかも。

 

とりあえずやり切った感はある。

 

さぁラパスに戻ってけんちゃんで美味しいものでも食べようかね!ささやかながら自分へのご褒美だ。

 

初の6000m越えになったし、ほんと良い登山になったかな。

 


素人がワイナポトシに挑戦する是非はそれぞれの判断として、自分が登頂できた一番の要因は「ちゃんと高度順応できたこと」かな。


標高3600mのウユニに10日、同じく3600mのラパスに5日ほど。さらにラパスでは4100mのエルアルト(泥棒市)に3回ほどいっていたしね。

 

そしてウユニで会った短期旅行者の方に高山病の予防薬、ダイアモックスをもらえてたので登山中もこれを飲んでました。

 

高山病に強い弱いは個人差はあるけど、こうしてちゃんと準備していけば高山病になる可能性はぐっと減らせられるので。

 


あとさっきも書いたけど当日は食事をもりもり食べておくのも重要かな。登山中に食べるチョコなんかも忘れずに。

 

いや〜とりあえず実際に登頂できてほっとしたかな。


6000m越えっていう勲章を一応手に入れる事ができました。

 

ありがとう、ワイナポトシ。

 

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author:oka, category:157.ボリビア, 06:57
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Comment
登頂お見事でした。

成功の秘訣色々あると思うけど、体重が軽いというももあるんじゃないかな。

これまで登った山で最高峰ですか?

お疲れ様でした。
サンギタ, 2017/04/26 10:49 AM
今回のが最高峰ですね!この後エクアドルでさらに高い山に挑戦しようか検討中です。
一眼カメラ置いてったり水も少量しか持っていかなかったり登頂を最優先させた結果ですね。まぁ頑張りました。
oka, 2017/04/26 10:46 PM









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