- 星と旅
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2010.11.28 Sundayラサへと向かう途中のチベット高原で一面の星空を見ることができた。
それはもうすごい数の星で、星がありすぎて逆に星座がよくわからないくらいすごい。
プラネタリウムの中にいるような感覚になりながら、星ってこんなにたくさんあるもんなんだなーと素直に驚く。
東京には少ししかない星が、チベットでは大量にある。
いや、「星の量」自体に変わりはあるはずはなく、要は「見える」か「見えない」かの違いである。
その違いは、街灯の明りや天気、建物による視界や空気の澄み具合などいろんな要素に影響された結果であるけど。
東京では見えないものが、チベットでは見える。
ふと、「あ〜、これを見るために旅をしてるんだなー」と思った。
これというのは単に「星空」の事ではなく、「日本では見えない、気づかないもの」の事である。
世界一周へは、まだまだ自分の知らない世界を見たいと言う事で日本を出発した。
単純に知らないことを知っていくってことと、日本の何気ない生活では気付かなかった、感じなかった「普通」の事を違った視点から見れるようになれればということ。
チベットでの星空は、日本の生活で「見えるもの、見えないもの」のわかりやすい例だと思った。
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