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[インド]バラナシの火葬場で思う。
バラナシの朝。

ガンジス川を見ながら甘ったるいチャイを飲んでゆっくりするのがなんとも心地良く、毎朝の定番になっている。


バラナシでは2年ぶりの旅人との再会もあって、ここでのんびり話したもんです。

旅仲間が次々と帰国していく中、残り少ないアフリカで一緒に旅した人。

同い年なんだけど、なんか同い年の旅人って妙な親近感があるよね。

お互い共通の知り合いで、これまた同い年の動画系旅人が最近帰国したってのもあって、話題は大体「帰国後どうするか?」って話。

お互いいい年だし、まぁもちろん考えておかなければならない内容だわな。

まぁ自分がいつ帰国するかはわからんけどね。もうちょっと考えましょう。
(一応それなりには考えてますけど。。たぶん)



お互いバラナシは初めてではないので、どこかに観光するよりのんびりとバラナシの雰囲気を味わいながらずっと話すってのが多かったな。


そんな中、自分がこのバラナシで一番の見所だと思っているのが「火葬場」だ。

ヒンズー教の、要はほとんどのインド人にとって、死後はこのガンジス川の脇で火葬され亡骸をガンジス川に流されるのが「最高の喜び」と考えられている。


というわけで、火葬場には毎日たくさんの遺体が運び込まれ、ここで燃やされることになる。



先に言うと、ここでは撮影禁止なので写真はないです。



日本だと「死」ってのはあまり身近なものではないよね。

いつかは誰にでも訪れる死ではあるけど、自分が死ぬ時の事を考える事はほとんどない。

死はもちろん良い事でもないし忌み嫌われるものだ。


まぁインドでもそうではあるけど、この火葬場では「死」をずっと身近に感じる事ができる。



火葬場に運びこまれた遺体は、日本のようにちゃんとした設備で骨まで燃やされるわけではなく、ただ木で組んだ枠に乗せられ、木ごと燃やされるだけだ。


燃やされている途中、遺体の顔や、燃えていく足なんかも実際に目にする事になる。


そこで燃やされている遺体を見ていると、とても数日前まで自分と同じように生きている人間だとは思えず「ただの物」とさえ見えてしまう。


チベット仏教の鳥葬を見た時もそう思ったけど、ほんと人は死んでしまったらただの物体になってしまうんだなと。




だが逆に自分含め、今こうして生きている事、色々な考えや記憶、感情を持って動いているってのはすごい事なのだなとも改めて気づかされるね。


こうして旅出来ている事、五体満足に暮らしている事も、本当はすごいありがたい事なんだと思わされる。


1日1日をもっと大切に生きようかね。

(感想には個人差があります)




そんな事を考えさせられる火葬場は他の人にも是非とも訪れてほしい場所である。


↓燃やされた遺体でも、ゴミでもなんでも受け入れる聖なるガンジス川だな。



火葬場があることで、このガンジス川は自分のような観光客から見ても神聖な感じが一気にするね。

まぁここでごく普通に暮らす人たちも多いわけだけど。



↓川沿いのガート(沐浴場)でのんびりする人たち。





火葬場であるマニカルニカーガートではショックな出来事もあった。


ここの火葬場には建物の上から見下ろせるような場所があるのだ。

最初そこから火葬の様子を見ようとしたら、下にいるインド人たちが

「すぐにそこから降りろ!」

みたいに言っている。。?

「いや、別にここは問題ないはずだけど??」

と思うが、みんな真剣な感じなのでそこから離れて下から見る事にした。



が、下に降りてみると、

そこには石が転がっていて、大量の血痕が。。!?



。。。火葬場に運び込まれる遺体からこんなに血が出るとは思えない。




嫌な予感がしつつも、そこにいるインド人に聞いてみたら

どうやらさっき自分がいた場所にあった、石でできた柵が崩れて下に落下。

その石が下にいた人を直撃してしまい、その人は亡くなってしまったようだ。。


まさか火葬場でこんな死亡事故が起きていたとは。。




さっき、こうして生きている事がありがたいって言ったけど、これは余計思わされる。。

いつこうした事故が自分に起きるかもわからないしね。


そこで手を合わせてから火葬場を後にする事にした。







このガンジス川沿いでは毎日夜に「プージャ」という礼拝の儀式みたいのをやる。

過去に何回も見てはいるけど、この日はなんかより神聖な感じに見れたな。

↓プージャの祭壇。

サイババとかヒンズー教ゆかりの聖者写真もあるね。



プージャでは、こうしたアイテムを使って礼拝が行われる。



これがこうして5人くらい並んでやるんだよね。

プージャは40分くらい、こうしてタイマツみたいのとかお香とかベルみたいのをひたすら振りながら祈る儀式みたいな感じですね。






このゆらゆら揺れる炎もなんか神聖なものに見えてくるから不思議なもんだね。


ガンジス川は朝の爽やかな感じから、夜のこうした祈りの場になったりと、いろんな面を見ることができるし思わされる事も多い。


このバラナシが特別おもしろいのは、やはりこうした聖地として集まる人によって作られる雰囲気によるものかな。


今回もバラナシ、インドに来てほんと良かったかなと思わされますな。


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author:oka, category:12.インド, 12:02
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