- [シンガポール]自転車旅終了!シンガポール到着。
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2015.05.14 Thursdayバンコクを出発して一か月ちょい。ついに最終地シンガポールへと入国する日がやってきました。朝、いつものように自転車にバックパックをくくりつける。こうするのも今日が最後かと思うと、ほんとあっという間の一か月だったなー。ジョホールバルからシンガポールまでは橋で渡ることが可能である。自転車の自分は、とりあえずバイクなんかと同じようにして国境を越えることに。↓「Woodlands」ってのはシンガポール側の町。いよいよやってきました。看板の誘導に沿って、マレーシアの出国審査を済ませる。このジョホールからシンガポールまで出勤している人達が多いのか、朝のこの時間はバイクに乗った人達が多かった。出国審査はなんなく終了。「ここからは自転車では行けないぞ」とは言われなかったので、まぁ行けると思っていいのかな?審査を済ませて橋の方へと進んでいく。バイク専用のレーンの端っこをゆっくり走っていくが、周りはバイクがびゅんびゅん走っていって、自分は場違いな感じがするが、ここから行くしかないしね。橋を渡って、ついにシンガポールの方へ。シンガポール側の入国は、しっかり審査もあるのかけっこうな渋滞があった。まぁ写真の通り、周りはバイクだらけで自転車の、しかも派手なシャツを着ている自分は完全に浮いているけど気にしない。。けっこう待ってようやく自分の審査の番に。前の人達は、おそらくIDだけで入国できるのか、特にパスポートも見せずにカードだけで入国していたが、完全に観光客の自分はパスポートだけでなくて、入国審査用の紙も必要だったみたい。「なんだ?紙持ってないのか?」って感じで審査官に言われるが、いやいやそんな紙もらうチャンスなかったし。。ちょうどそのブースにも用紙がなかったようで、どこかに取りに行って、さらにそれをその場で記入して、、って感じだったのでけっこな時間がかかった。そのせいで後ろで待っていた人達にはイライラしてたかもだが、まぁすみませんね。。ともあれ、ついにシンガポールに入国!シンガポールに来るのは3回目だけど、充実感があるからか今までよりもかなりワクワク感があるね。ってタイ→マレーシアに入った時よりも、さらに満足感がある国境越えだ。入国すると一気にテンションも上がるね。脳内では X JAPAN の「X」がエンドレスループ笑これのイントロほどテンション上がる曲はないわ。何十回も脳内でX ジャンプをしながらゴールのマーライオンを目指す。そーいや、自転車を漕いでる自分の姿って撮ってないな、と思ってその辺で写真を撮ってみる。まぁこんな感じでいつも走ってました。えらい派手な日本代表のシャツはクアラルンプールで買ったやつ。さて、シンガポールに入ったからっていきなり大都会になるわけではなく、しばらくは郊外のなーんもない道を走っていく。でも、道もきれいだし遊歩道も整備されていたりで、さすがにシンガポールって雰囲気だ。↓Woodlandsの駅までの地下鉄みたいの走っているしね。地下じゃないけど。そーいやなにかと法律が厳しいシンガポールだと、自転車は車道を走るべきなのか歩道を走るべきようわからん??知らない間にお巡りさんに止められて罰金、ってのは避けたいところだ。。まぁとりあえず車道を走っていたんだけど、町中心に近づくにつれて路線バスの数がどんどん増えてきてけっこう危ない。。↓こんな感じそれでもしばらくは車道を走っていたんだけど、ふと見ると歩道を自転車で走っている人もいたので、自分も歩道をゆっくり走ることに。実際歩道も広いしけっこう走りやすかった。着実に自転車は町中心に近づいていき、ついに中心地のビル群が見えてきた。さらにゴールのマーライオンとマリーナベイサンズが!そして、下に降りてついにゴールのマーライオンの元へ。いや〜本当にきちゃいました笑なんかもう、笑えてしょうがない。バンコクから自転車で出発する時には、シンガポールに到着する時の事なんか全然想像もできなかったけど、こうしてシンガポールまで来れるもんなのね笑途中大したトラブルも、そーいや1度もパンクもせずにシンガポールまで到着できたので何より。マレーシアの道にはほんと疲れたけど。今回、1か月だけだけど自転車旅っていう新しいことを始めてみて本当によかったかな。と言うのも、これまで長く旅をしてきて、正直惰性で旅を続けているなーって感じる事が多々あったのよね。簡単に言うと、旅に慣れすぎてもう感動がないという。でも、こうして「ゴール」がある旅をすることで、今までにはない充実感が今あるのは間違いない。そして、ようやく「旅にも満足してきた」って考えることもできる。新しいことを始めてみる、新しい経験を得るってのが旅の元々の目的だっただろうしね。まぁかと言ってこれで帰国するわけではないんだけど、でも帰国してもいいかなと感じるね。なんて事をシンガポール入ってからここに着くまでに考えていたかな。「世界三大がっかりスポット」なんて言われるマーライオンでも、バンコクから来た自分にとっては待望のゴールだし、もちろんがっかりなんて要素は一つもない。しばし、ここでぼけーっと自転車旅を振り返る。今回の自転車旅はこれにて終了。今後、また自転車にも乗ってみたいけど、まぁそれはしばらく先になるかな?マーライオンを後にして宿に向かって自転車から荷を下ろす。これももう今日で最後だね。バンコクで買った1万円ほどの自転車もよく頑張ってくれました。↓あまりにお尻が痛くて2日目に買ったクッションもずいぶん汚れたな。。でも活躍してくれました。テントやマットなんかはこの宿で欲しい人にあげる。そして、自転車本体も、まぁ誰かにそのままあげてもよかったんだけど、せっかくなので売ってみることにした。↓カゴとか荷物を全部外すと別の自転車みたいだな。。まぁ売れればいくらでもよかったんだけど、なんとなく30SGD(3000円弱)で売れれば御の字かなと思ったのでまず50SGDって紙に書いて、それを消して30SGDと書いてみる。「30SGD !! 50SGD」みたいな感じね。こうする事で、「ディスカウントしてますよ」感をアピール笑そして、人出の多いブギスまでの最後のひとっ走りをして、こんな感じで路上で売ってみる。ここは露店も多いし売れるかなと。すると案の定、多くの人から注目を浴びる。30SGDって言う値段に、中国語でだけど「めっちゃ安いやん」みたいな言葉があちこちから聞こえてくる。話しかけてくる人に「僕は日本人でもう日本に帰るから自転車いらないんだよね〜」なんて言うと、あーなるほどーって感じになる。で、ここに立って20分ほどで、一人のおじさんがめでたく買ってくれました。自転車も新しい持ち主が現れてよかったね。というわけでこれにて自転車旅も完全に終了!上で言ったけど、ほんと達成感の残る度になったかな。まだまだ面白い事はたくさんあるね。さて、そして次の旅、というか目的地に向けて準備もしようかね。次の目的地というのはオーストラリア。今更もいいとこだけど、ワーホリに行こうとしてます。まぁその前にまたタイに戻るけど笑シンガポール観光した話もあるので次回はシンガポールの話でもー。
- [マレーシア]マレーシア最南端、ジョホールバル到達。
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2015.05.13 Wednesdayマラッカを出発して目指すのはマレーシア南端の町ジョホールバル。そして、そこはもうシンガポールがもう目と鼻の先。ようやくここまでやってきました。ゆっくりした日程だけど、バンコクを出発してもう1か月くらい経っている。マラッカからはまず1日でバトゥパハの町へ行き、そこから2日かけてジョホールバルへと向かう。マラッカからバトゥパハまでの1日は、マレーシアに入って初めて「楽しい」と思える日だった。マレーシアに入ってからもう何日も走っているけど、いつもはマレーシアを縦断する国道1号みたいな道路を走っていたのよね。そこはずっと交通量多いし、路肩のない道が多くてずっと危ないと思いながら、神経をすり減らしながら走っていた。このマラッカからバトゥパハまでの道は海沿いの道を走る事になったんだけど、ここの道は交通量が少ないし道も広い。さらにアップダウンも少ないし、おまけに風もないっていうかなりコンディションの良い状態で走る事ができてかなり気持ち良かったね。こんな感じで毎日走れてたらマレーシアも楽しかったんだろうけどなー。あと数日も気持ち良く走りたいけどどうなることやら?↓田舎道を気持ちよく走るてなわけで、この日の100kmほどの道のりは順調に走ってバトゥパハに午後3時くらいに到着。そして今日の宿もまぁ快適だった。これで25R(850円ほど)なので、今まで泊まってた宿に比べるとよっぽどコストパフォーマンスはいいね。このバトゥパハの町はずいぶん古い建物が多い。まぁこれは古すぎだけど「○○旅店」って書いてあって、かつては宿だったようだ。もう廃墟になっているけどね。あとガイドブックによると、かつて「日本人倶楽部」なるものがあったようだ。今では小さい町だけど、日本からの移民がいたってことかな。この日の夜は、wifiも使えるKFCで食べることに。ケンタッキー食べるのも久しぶりだな。パッと見、普通のセットに見えるけど、上にあるのはお米。アジアのケンタッキーにありがちだけど、チキンのセットにはお米がつくのよね笑お米好きな日本人でも、ケンタッキーにご飯ってのはちょっと違和感があるよね。。なんか、ご飯を食べるタイミングがようわからんのだけど笑チキンをおかずにご飯を食べる感じなのか??でもチキンはチキンで、ご飯とは一緒に食べないでそのまま食べたいよね。。まぁいいか笑あ、最近こうした写真ばっか載せてるけど、日中なんかはナシゴレンみたいなマレー料理を食べてますよ、ちゃんと。さて、翌日も快調に走る。けどジョホールバルまではたどりつけないので、途中にある町に泊まるか野宿かだな。1日走って夕方ぐらいにPotian Kecilっていう町に着く。なんか雨も降りそうだし、マレーシアのお金も余っているので宿に泊まってもよかったんだけど、あまり安い宿が見つけられなかった。。そうこうしているうちに雨が降り始めてしまったので、マクドナルドで雨がやむのを待つ。ちょうどwifiも使えたので休憩するにはちょうどよかったかな。なんとか暗くなる前に雨が上がってくれたので、そこから10kmほど走ったところでナツメヤシの林を発見。ここだと人が来ないのでけっこう落ち着けるのよね。ナツメヤシの林でテント張るのは4回目ぐらいになるのかな。そして翌日、ついにジョホールバルに到着!↓ジョホールバル駅前ここに着いて、宿に行くよりもまずはシンガポールが見える場所まで行く。写真だと分かりにくいけど、左から橋がシンガポールまで続いているので。正面ぐらいに見えるビルみたいのはもうシンガポールだね。いや〜ついにやってきました。時間で言うとまで昼ぐらいなので十分にシンガポールに入れるんだけど、まぁ今日はこちらで一泊して、明日の朝からグランドフィナーレといきましょう。マレーシアでの最後の晩餐は再びマクドナルド笑(昼はマレー料理食べた)マレーシアのマックは安くてお得感があるので今のうちに食べておこうってわけです。さらに今回は、なぜかメニューに書いている値段よりも安かった。。なので「え?セットだよね?」「え?ポテトついてる?」とか何回も確認してしまった。他にもちょっと買い物したりと余っているマレーシアのお金を使う。最後にはお気に入りのホワイトコーヒーも忘れずに飲む。もう明日にはシンガポール。バンコクからの自転車旅も無事に終われそうで良かった。この日はなかなか寝れなかった。。明日で最後だから気持ちが高ぶって寝れないのかな?って思ったけど、多分コーヒーのせいだなこれ笑ともかく、明日で自転車旅も終了。シンガポールへと入国します。
- [マレーシア]マラッカ名物?トライショー
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2015.05.12 Tuesdayいきなり関係ない話なんだけど、ある日いつのものようにフェイスブックを見たら、なんかおかしな通知がたくさん入っていた。。「○○があなたの友達申請を承認しました」「◎▲があなたの友達申請を承認しました」「◆×があなたの友達申請を承認しました」みたいな感じ。。そんな申請送った記憶もないし、みんな知らない人達である。しかも、なんかその人達のプロフィールを見てみると、思いっきりゲイっぽい人達ばかり汗プロフィール写真が、上半身裸でドヤ顔みたいな。。笑いつの間に申請を送ったんだ自分。。ゴクリさらに、フェイスブックにはツイッターみたいに「フォロー」みたいなのもあって、いつの間に知らん人達をたくさんフォローしていた模様。フォローしている人も、中華系だったり黒人だったり欧米人だったりバラバラ。これも自分が無意識のうちにリクエストを送っていたのか。。??ってそんな事はないですね。どうやら不正アクセスされた模様。。でも、それ以外には実際の友達に変なメールが送られたりとか、具体的な被害はなかったんだけど。。なんだったんでしょ??もちろん、すぐにパスワードを変更。それ以降は大丈夫にはなったんだけど、まぁ気持ち悪いですよね。。あ、せっかくお友達になった?ゲイの人達とは、申し訳なかったですけど友達を解除させてもらいました。。。笑さて、マラッカの話ですね。このマラッカには、観光客向けだけど名物になっている乗り物がある。それがこちらのトライショーなる乗り物。。。。なんかデコレーションがえらくされてますね。。前面にもシートにも大量のドラえもんがつけられている。まぁ要は子供向けに飾り付けられているんだけど、ここまで徹底的にテーマを持って飾られるとすごいよね笑これはドラえもんだけど、他にキティちゃんとか、去年流行ったアナ雪の車なんかが多かったかな。だが、このトライショーが本領を発揮するのは夜。その様子がこちら。めっちゃ光るわけです笑さらに、スピーカーから大音量で音楽も流れ、もはやディズニーランドのエレクトルカルパレード(だっけ?)状態なのである笑こんなトライショーだけど、それなりに人気もあるようで、小さい子供を連れた家族なんかがよく乗っていたな。インドのリキシャなんかとは違って完全にファミリー向けなのか、男が一人でこのトライショーを見てても誰も「乗るか?」とは声かけてこなかったしな。。ちなみにこちらが、自分のエレクトルカルパレード号(嘘)。なんとも地味でだけど、宿に置いてたらよく猫が近づいてきたかな。自分はこの地味な自転車で走る事にします。ここからシンガポールまであと4日!いよいよゴールが近づいてきたね。最後まで安全運転でいきたいとこですな。
- [マレーシア]マラッカに到着。夕日を眺める。
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2015.05.11 Mondayはい、自転車旅の続きですね。クアラルンプールからマラッカまでの道のりは、1日では走れなかったので途中で野宿して翌日早朝から走り出す。この日はマラッカまでは70kmほどの距離。まぁ昼過ぎくらいには着くぐらいかな。最初の40kmぐらいは幹線道路を走っていたので交通量も多かったが、そこからは幹線道路から外れてマラッカへと向かう道は、道路も広くて走るのも気持ちよかったかな。道中写真撮ってないのでよく覚えてないけど。。で、いきなりだけどマラッカに到着。メインとなっている教会の前で記念撮影。ここは観光客も多く、なんか日本の高校生が修学旅行でも来ていてけっこうな人出だったな。マラッカには、学生の時に来た以来なので10年ぶりくらいかな。正直マラッカの記憶はあまりないけど、当時はここから船でインドネシアに渡ったなー。世界遺産にもなっているこのマラッカは、色々見どころもあるんだけど、ここの一番の見どころは夕日かな。っていうのは、昔のバイブル「深夜特急」でこのマラッカの夕日が絶賛されていたのよね。なので、旅人の間で「マラッカの夕日がすごい」って話をよく聞くよね。多分、自分が学生の時にも見ているんだけど、正直あまり記憶にはない笑って事で、早速着いた日に夕日を見に行く。教会のある丘に上がり、そこからの夕日がこちら。ふむ、、雲が多くてあまりきれいには見れず。。でも、これでも十分綺麗ではあるかな。まぁアフリカで見た夕日なんかも良かったけど、この夕日もなかなか良かったね。どちらが良かったとかでなく、どちらも良いよね。さて、このマラッカ。着いたのが週末。さらに中国の旧正月の時期と当たったのでたくさんの中国人、というか中華系観光客でマラッカを訪れていた。週末に開かれるマーケットストリートはなかなかのにぎわいっぷり。この通りに、有名なチキンライスってのがあるらしく、行ってみたら確かにすでに行列ができていた。これは美味しいに違いないって事で自分も並んで食べることに。人出のわりに列はさくさく進み、中で出されたチキンライスがこちら。「チキンライス」っていうと、タイにも似たようなカオマンガイがあるが、このチキンライスはかなり中華風なのか、ごま油がかけてあって、しかも鶏肉も柔らかくてかなり美味しい。正直、タイのカオマンガイより断然おいしいぞこれ。そして、写真の上にあるようなおにぎりのようにご飯を丸めたのがマラッカ風らしい。いや、これはかなり美味しかったので次の日もまた食べたいね。マラッカ行ったらぜひこのチキンライスは食べてみてくださいー。でも多分日中しかやってなかったけど。てことで、夜は前日食べそこねたマクドナルドを食べる。チーズバーガーのセットで300円ぐらいと安いよね。マックは、特にポテトは中毒性があってたまに無性に食べたくなるよね。でもマックも安くはないし普段食べることはないので、マレーシアみたいに安く食べられる国はありがたいね。翌日はまぁ観光もする。昨日、夕日を見た丘の教会を訪れる。教会の中は、もうほぼ廃墟になっているんだけど、教会の前にはフランシスコザビエルの像も立っている。日本に来たことで有名なザビエルだけど、このマラッカにも来たって事かな?ちなみにこのザビエルの墓はインドのゴアにあって、遺体はミイラ状で保存されている。その遺体は10年毎に公開されて、確か去年公開されていたのよね。見れた人はラッキーですね。↓廃墟の教会の中にいた猫別の日には海沿いにあるモスクを訪れてみた。天気が微妙だったけど、ロケーションと雰囲気はなかなか良かったね。↓こちらは宿にいた子猫。まぁかわいいよね。こんなわけでそれなりに楽しめているマラッカ。そーいやこのマラッカの名物になっている乗り物があるんだった。まぁもうちょい長くなるのでその話は次回にー。
- [マレーシア]クアラルンプールを抜けるのは一苦労。。
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2015.05.10 Sundayさて、クアラルンプールにもペナンに続き5泊ほど滞在した。ゴールとしているシンガポールから先の日程に余裕があったので、物価の高いシンガポールよりもクアラルンプールで時間を調整しようってわけです。まぁクアラルンプールではもう観光は以前済ませているので、今回は宿のあるチャイナタウン周辺をふらふらするぐらいだったかな。宿には何人かの日本人もいて、毎日みんなで夕食食べに行ったりして楽しく過ごしてました。で、その中でいった中華レストラン。マレーシアには中華系の移民が多いし中華料理も美味しい、いろんな料理も食べたけど、カエルを食べたことないって人が何人かいたので試しに食べてみること。レストランの水槽には丸々と太ったカエルが、、こうして生きているカエルを見ると、全く食欲もなんもそそられないけどこのカエルと頂くことに。。で、こちらが完成形。こう見ると、まぁちゃんとした料理でおいしそうだよね。カエルの食感とか味は鶏肉に近い感じかな?まぁ味も美味しかったです。まぁカエルみたいな食べ物もあれば、屋台にはこうしてドラえもんの形したかまぼこが売ってたりと、もはやなんでもあり笑この辺はいかにもアジアって感じでいいよね。ちなみにこのドラえもんのは食べてはいないので味はわからず。。まぁ味は普通のかまぼこかな?というわけで、5日間ゆっくりしてからの出発。そーいやここに到着する前から痛くなりだしたヒザがまだ痛いままだ。。すぐに治るかと思ったけどね。ヒザを痛めると長引きそうだけど。。ここからシンガポールまで、走る日数でいうとあと6日ほどで到着なのでそれまではなんとか持ちこたえてくれるといいのだが。大丈夫かな?さて、クアラルンプールを出発して次のマラッカへと向かう。マラッカまでは2日の距離かな。だが、まずこの大都会クアラルンプールを抜けるのが一苦労なわけだ。。クアラルンプール市内にもだけど、立体交差になっている巨大なジャンクションが多くて、自転車だとその立体交差に入っていいのかわからんし、入っても路肩がない坂道を上って行ったりで危ない。でも他に迂回できる道もなさそうだったりで、結局その立体交差に突っ込んで行くしかなかったり。。さらに、地図上で見てみるとどうやっても高速道路にあたってしまう。。↓黄色のが一般道でオレンジのが高速。黄色で走っていきたいんでけど、それが途中からオレンジに変わってしまうのよね。。迂回して小さい道を通れなくもなさそうだけど、そうするとかなりの遠回りになってしまうし。。って事で、とりあえずメインとなっている黄色の道路を南下し、途中高速道路に変わるところまでとりあえず行ってみようかなと。もしかしたらそのまま自転車も走れるかもしれないしね。てなわけでクアラルンプール市内からずっと走っていくと、高速道路の料金所にさしかかった。ちょっと様子を見てみると、料金所で止まっているのは車だけで、バイクは一番端っこを素通りしていた。さらに、特に自転車進入禁止みたいな看板もなかったのでここを走ってみることにしよう。高速道路に入ると、まぁいかにも高速道路って感じになるんだけど、一番端の路肩のスペースはあるし、車も端のレーンを走る車はほとんどいないのでけっこう安全に走ることができた。そして、ここを10kmほど走るとこんな看板があった。E7ってのは自分が走っている高速道路なんだけど、この先に立体交差がある。で、看板のように「自転車やバイクはこっちに迂回してね」みたいな看板である。って事は、どうやら自転車はここを通ってよかったって事だね。これを何回か繰り返して、ようやく郊外って感じになった。ここまでくればもう大丈夫そう。いやーほんと立体交差やら合流、分離がたくさんあってクアラルンプールを抜けるだけでけっこう大変だった。ってか普通に危ない。後で友達のチャリダーに聞いても、クアラルンプールにはかなり苦労したと言っていたしね。自転車でクアラルンプールには二度と来たくないですね。。まぁそんな機会ないか笑さて、その後は着実に走る。お昼すぎくらいに、大きい町に到着したので、マクドナルドでも探してみる。旅中でもたまにマクドナルドって食べたくなるんだよね。しかも、このマレーシアだと安かったりするのよね。タイだとセットで500円くらいするんだけど、マレーシアだと300円くらいと、世界的にみてもなかなかの安さなのだ。しかもwifiが使えるし、エアコンも効いているので休憩にももってこい。なので、地図上にある、マクドナルドを目指したんだけど、到着したけどマクドナルドはなかった。。残念。まぁ代わりに日本でも沖縄なんかにあるアメリカの「A&W」があったので、久しぶりに入ってみた。A&Wの代名詞と言えるのが「ルートビア」。他の商品だがドクターペッパーみたいな、けっこう癖のある飲み物である。まぁ一般的は、あえてこれを飲む以外にこれが好きって人はあんまりいないかもね笑セットで500円ぐらいしたけど、まぁA&Wを食べる機会もなかなかないしまぁいいでしょう。で、肝心の味はと言うと、、うーん微妙。なんかハンバーガーがぱさぱさなのよね。ちょっと期待しただけにこれは残念。これならマクドナルドの方がよっぽどうまいわ。まぁ今の日本のマクドナルドはけっこう大変みたいだけど、それでもたまには食べたくなるよね。さて、再び走りだして夕方過ぎになり、ナツメヤシの林があったのでそこに入ってテントを張る。こーゆー場所なら夜なら人は来ないだろうし、車も通らないのでわりと安眠できるのである。テントでこうやって寝るときは、暗くなったらもうすることもないし、携帯ちょっといじって夜8時半くらいにはもう寝る体制に入る。が、なんか外でゴソゴソ気配を感じるぞ。。?誰か来たのかと思って、聞き耳を立てる。すると、ゆっくりだけどやはり物音がするし、なにかが近づいてきてるようだ。。人だったらそっとしておいてもらいたいところだが、様子探られてたらそれも困るので意を決してテントから顔を出して辺りを見てみると、なんとたくさんの牛がこちらを見て様子を伺っていた。けっこうびっくりしたけど、まぁ牛だったので助かった。。ってか牛がいるって事はちゃんとした私有地だったのかもですね。すみません。翌朝は朝一、まだ日が昇る前ぐらいからテントを片付けて出発。マラッカまではあと70kmほどの距離。まぁ昼過ぎまでには着くかな?引き続き安全運転でいきましょうー。
- [マレーシア]久しぶりの友人と再会!そして携帯死亡
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2015.05.09 Saturdayマレーシアは首都のクアラルンプールに到着。バンコクを出発して25日かかったな。まぁ途中ペナンで5泊とかゆっくりもしてるけどこんなもんかな?とりあえず無事に到着したのでなにより、ゴールはシンガポールだけど、これでもう2/3ほどは走っているのでなかなかの達成感はあるね。さて、このクアラルンプール。来るのはもう4回目ぐらいなので、特にまた観光したいって場所はないんだけど、ここでは会いたい人がいたのだ。それはもう3年近く前、最初中国で会ってそれからベトナム、カンボジア、インドと何回も再会していた旅人のMさん。その後、なんとマレーシア人の女性と結婚してこのクアラルンプールに住んでいるという笑マレーシアの、イスラム教の女性と結婚するというのはなかなか敷居は高そうだけど。。色々聞きたい事もあるし、思い出話もしたいわで久しぶりの再会が楽しみだね。クアラルンプールに着いた翌日、さっそくMさんが宿まで車で向かえにきてくれた。見た目も雰囲気も、3年前と変わらないMさん。自然とお互い笑顔で握手して再会する。そして、その横には奥さんのネルさんがいた。イスラム教の女性がよくしてるようなスカーフはしていなかったけど、見た目はしっかりマレーシアの方だ。Mさんの車でそのままクアラルンプール郊外のMさんの家に向かう。車の中でもう色々話はしたんだけど、まず気になるのは二人の馴れ初め笑どうやら、二人の出会いはMさんがマレーシアのボルネオに旅行したときに、クアラルンプールに住んでいるネルさんも家族旅行で来ていて知り合ったのが初めてだったそう。「クアラルンプールに来る時には連絡してくださいね」って感じで、その時は普通に知り合ったぐらいだったそうだが、その後Mさんがクアラルンプールを訪れた時に連絡して会ったらへんから親密になっていったそう。で、1年ほど前にめでたく結婚したとの事です。ちなみに、イスラム教だと異教徒との結婚ができないため、Mさんもイスラム教に改宗したようで、名前も「ノア・アブドゥラ」みたいなイスラム名を名乗っているらしい笑冗談で「ノアさん」とか呼んでみたけど、やはり昔からの友達に言われるのは歯がゆいようだったけど笑って事で以下ノアさんとします笑ノアさんは毎日ではないけど、毎週金曜にはモスクでお祈りをしているようだ。結婚する際にもこのモスクにきていたようで、モスクの係員みんなに名前覚えられていて話しかけられていたり、ちょっとした人気者になっていた。↓クアラルンプール郊外、プトラジャヤのモスクへ左は、これまた4年前カンボジアで一緒だった旅仲間。ノアさんはイスラム教に改宗したって事で、アルコールは飲まず、豚肉も食べないらしい。そーいや、イスラム教が豚肉を食べなのは「不浄だから」って理由だけどノアさんの話によると、どうやらイスラム教ができた当時、豚肉を介する伝染病みたいのが流行ったらしく、それで「豚肉は食べないように」っていう教えが広まったようだ。確かに現代でも豚肉は生で食べたりしないしね。生で食べて病気になった人たちが多かったもかも。ただ「不浄だから」って理由だとなんとなく釈然としなかったけど、そうした理由を聞くとけっこう説得力があるね。まぁ実際の理由はわからんですけど。↓モスクの前にある、マレーシアの国会議事堂この日はノアさんとは3年前にインドで別れて以降のお互いの旅の話をしたり、ネルさんも交えてマレーシアの話をしたりとなかなか楽しい時間を過ごす。やはり、ローカルな人から現地の色んな話を聞けるのはいいね。「へ〜」っていう話が色々あったと思うんだけど、こうやって文章書いてると思いだせない。。すみません。↓ローカルなシーフードレストランはかなりおいしかった。特にイカ。食事のあとは、さっきのモスクの前の広場へ。日中は全然人がいなかったのに、夜はたくさんの人がローラースケートなんかして楽しんでいる。スカーフをしているイスラム女性がこういうのをしているのってあまり見る機会ないし、なんか日本人とかと変わらず楽しんでいる様子はなんかほほえましいね。この日は、家賃が6万円ほどだけどかなり広いノアさんの家に泊めてもらう。話も弾んで2時とか3時とか、かなり遅くまで話したかな。翌日は湖のほとりでランチをしにいく。(昼間で寝てた)なまずの揚げ物みたいのを食べたけどなかなか美味しかった。湖を見ながらの雰囲気もなかなかいいね。で、食後はこの湖で遊ぶことに。湖にはスワンボートのような船と、あと一人で乗るカヤックがレンタルして乗れるようだった。ノアさん達はスワンボートへ。自分はせっかくなのでおもしろそうなカヤックをチョイス。一応救命胴衣をつける。まぁ救命胴衣はつけるけど、まず湖に落ちるなんて事はないだろう。って事時はのんきに思っていたのだが。。。さて、カヤックに乗り、係員が引っ張って湖に出してくれた。だが、この状態だと自分は湖に対して後ろ向きなので、まずは方向転換をして湖の方を向かなければならない。と思って、まず手始めにカヤックの左側をぐいっとオールで漕ぐ。が、次の瞬間!どうやら片側を思いっきり漕ぎすぎたせいかバランスを崩してカヤックは横転、転覆。。見事に湖の中へ落ちた笑いや、まさか開始1分で湖に落ちるとは。。我ながらビックリである。さすがに貴重品を入れたカバンは車に置いてきたが、写真だけは撮ろうとスマホを首から下げていたのだが、これが完全に水没してしまった。バイブレーションが作動し、ずっと振動し続けている。。こうした場合、すぐに電池を外して乾かすのがセオリーだが、自分のスマホはどうやらネジを外さなきゃ電池が外せないような構造になっていて、ずっと振動したままである。。多分だけど、これはもうダメだろう笑 仕方ない。自分が湖に落ちた様子をみたノアさんが「大丈夫?」って笑いながら近づいてきた。どうやら、係員に「あのカヤック、横転したりしないの?」ってちょうど聞いていたみたいで、係員も「今まで横転した人はいないよ!大丈夫!」なんて話をしているわきで、オレがしっかり横転していて思わず二度見したという笑まぁ自分はあまりこういうのに動じる方ではなく、携帯もダメなもんはダメだとすぐに諦めがつくので、気を取り直してカヤックに乗る。いや、正直に言うと気を取り直せる感じじゃなかったが、とりあえず平静を装い再びカヤックへ。。笑今度は慎重に漕ぐのだが、それでも何回もバランスを崩しそうになって冷や冷やしたが、さすがにもう横転することはなかった。まぁとりあえず思い出にはなったかな笑↓こんなやつです水没した携帯は結局修理不能で、翌日には新しいのを購入した笑携帯が壊れたので古いサムスンのスマホを使ってみたが、1か月前に新しくした今のスマホと比べると液晶も小さいし動作が遅すぎる。。「これはもうこの古い機種には戻れない」と思って、水没させたのと全く同じ機種を購入した笑壊した次の日に買い替えるとは、もはやスマホなしでは生活できない、現代っ子のかがみみたいなもんです笑まぁ後半はスマホの話になっちゃいましたが久しぶりに会った、生活も劇的に変わったノアさんと、ネルさんと本当に楽しく過ごせました。これからもずっとクアラルンプールに住むようなので、また遊ぶに行かせてもらいたいですね。おかげ様で思い出に残るクアラルンプール滞在になりました。
- [マレーシア]クアラルンプール到着!
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2015.05.07 Thursdayさて、イポーを出発して目指すのは首都クアラルンプール!でもクアラルンプールまでは約200kmの道のりなので、1日100km走って2日の距離だ。イポーで会った、自転車が趣味の欧米人は200kmの道も1日で走るらしいが、まぁ自分は時間もあるしゆっくり行きましょう。って頑張っても200kmだけど笑さて、イポーからの道は、特に今までとも変わりばえのない道ではある。でも道路に沿って、鉄道が走っているんだけど、たまにその鉄道を越えるために立体交差があって坂を登らなければならない。。1、2回ぐらいならいいんだけど、10kmに1回くらいこの立体交差を登らなければならない。。そのまま単純に道路と線路が並走してくれればいいのに、なんでこんなに何回も線路をまたがなきゃならんのよ。。って思ったり。小さい事なんだけど、自転車でこいでる身としては切実笑まぁそんな事もありながら進んでいきます。マレーシアの道は、もう何回も言っているけど、路肩の無い道が多いのが困る。。↓例えばこんな感じの道。路肩がなくても、2車線の道なら自転車と距離取ってよけてくれるんだけど、この写真のように1車線の道だと、トラックなんかは自転車すれすれを走って行ったりした危なくてしょうがない。自転車のこっちとしては、もちろんなるべく端っこを走るんだけど、あとは車がうまくかわしてくれるように完全にドライバー頼みになる。こうして自分の力だけで安全を確保できないってのはけっこうストレスで精神的に疲れる。。結果には車に当てられる事もなく、無事に走れたのでよかったけどね。あと、これも最初に言ったかもだけど、交差点の度に車線をまたがなければならないのも辛い。この写真みたいに、自分はまっすぐ行きたいんだけど、左車線は左にカーブしてしまう。なので、真っ直ぐ進む道へと車線をまたがなければならない。この度にいちいち後ろを振り返り、車がきてないかを確認しながら走らなければならない。交通量が少ない道ならいいけど、多い道だと車線をまたぐのも一苦労である。そんな苦労もありつつも、自転車は着実に進んでようやく半分、クアラルンプールまで100kmという標識にあたる。この日はまだ余裕があったので、もう少し走る事に。が、途中から空がゴロゴロいって雲行きが怪しくなってきた。。これはもう雨が降るなって感じなので、雨が降る前にナツメヤシの林に自転車をつっこんでここでテントを張る事にした。テントを張り終わったら雨が降り出してきたので、早めに切り上げて助かった。結局この日は130km近く走った。頑張れば走れるもんですね、それだけ時間もかかったけど。これでクアラルンプールまでは残り70km。昼過ぎには着けそうかな?翌朝、まだ薄暗いうちから出発。で、もう省略するけど、クアラルンプールに到着!シンボルのKLタワーが見えてきた。クアラルンプールの中心に入っていくと、さすがに交通量が多くなってきたし、大型の路線バスもじゃんじゃん走ってくるね。まぁもう着いたも同然なので、安全第一でゆっくりゆっくり走る。そして、中華街の宿に到着ー。泊まるのはわりと定番宿なのかな?数年前にも泊まった「BACKPACKERS TRAVELLERS INN」だ。前は確かドミが12R(360円)だったけど、今は16R(480円)に上がっていたけど。いやーともかく一安心。最終的なゴールはシンガポールだけど、バンコクからクアラルンプールまできたのですでに達成感があるな。久しぶりのクアラルンプールも懐かしい。そして翌日はクアラルンプールの中心、ペトロナスツインタワーへ。正直、この写真を撮るためだけにクアラルンプールにきたと言ってもいいぐらいだったしね笑まぁこの場所は自転車ダメだったみたいで、すぐに警備員に注意されてしまったが、記念撮影だけさせてーとお願いしたらOKだった。このクアラルンプールでは、もう4年前になるけど旅仲間が今住んでいるので、その友達を訪ねながらのんびりしようと思います。
- [マレーシア]山道を走る、そんな時もあるよね。。
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2015.05.06 Wednesdayペナンを後にして、次へ向かいます。クアラルンプールまでは4日かけての移動。まず、1日目にタイピンの町を目指し、翌日はマレーシア第三の町というイポーへ。イポーからクアラルンプールまで200kmぐらいの距離があるが、道中にめぼしい町がないので、途中で野宿してのクアラルンプールを目指します。↓画面真ん中左ぐらいにあるのがペナン。☆が泊まっていってる場所です、だいたいそーいや前回の記事にペナンで食べたご飯を載せるの忘れてた。まぁ色々食べたんだけど、この「White curry noodle」ってのはペナンの名物かも。で、横にあるのも「White coffee」、なかなか甘ったるいんだけど、それがまたなかなかにおいしかったかな。さて、朝は7時頃にペナン島の宿を出発。すぐにフェリーに乗り込み対岸のバタワースへ移動。朝だからか、フェリーには通勤に向かうと思われるバイクの人たちがたくさん乗っていた。バタワースに渡り、ゆっくり町中を走って郊外へ抜ける。この日の道も、路肩があったりなかったりと繰り返す。↓この写真は路肩がある場合。路肩がない時は、危なっかしくて写真を撮ってる余裕もないので写真はなし笑マレーシアはほんと路肩のない道が多くて冷や冷やもの、具体的に車と当たりそうになったって事はないんだけど、いずれ当てられるんじゃないか?ってずっと思ってた。後で、他のチャリダー(自転車で旅する人)さんに聞いたみたら、確かにマレーシアは危険だった、と言ってたかな。それでも、この日は順調に午後3時くらいにはタイピンの町に到着。歩き方にも乗っているような町で宿も色々あるようだが、「○○旅社」って書かれている、古くていかにも安そうな宿から値段を聞いてみる。だが、こうした所はもはや宿としては機能していないようで、中にはやたら化粧をしたインド人のおばさんやら、明らかにオカマだろお前wwっていうごついお姉さん?が手招きしているような有様に。。で、その辺の人に聞いたり周ったりして、どうやら「Swiss Hotel」ってのが泊まれる宿では一番安そうだ。まぁ何がスイスなんだかちっともわからん、ただのボロイ宿だったけどね。。スタッフもインド人だったし笑でも愛想の良いスタッフだったし、1泊するぐらいなら全然問題なし。30R(950円)だったかな。このタイピンの町中心には、かなりでかいフードコートがあった。いつも結局中華系の料理を食べてしまうんだけど、今回はマレーシア料理の代表とも言えるナシゴレンを食べる。まぁナシゴレンも「ナシ=米」「ゴレン=炒め」って事で結局チャーハンなんだけどね。さて、翌朝も意気揚々と出発。この日はイポーを目指すんだけど、この日がなかなか辛かった。。まず、向かい風が強くてうまく前に進めない。平地だと普段は6段階あるギアのうち、4ぐらいのギアで走っているんだけど、風のせいで一番軽い1のギアでじゃないと進めない感じ。。ってタイの時はわりといい風が吹いていたんだけど、マレーシアになってから向かい風が多くなってきた気がする。まぁこればかりはどうしようもないんだけど逆に追い風ならすいすい進めるので、ここで自分の力だけでなく、自転車旅では自然の要素も大きく影響するってのを体感。そして風だけでなく、これがしばらく続いた後に、今までで一番辛い山道に差しかかった。。自分の自転車はさっきも言ったけど6段切り替えなので、一番軽いギアでも坂だとちょっと厳しいのだよね。。本当にきつくて、途中で何回も休憩。途中焦げなくて、自転車を押して歩くことも。そして、「なんでオレはこんな辛い思いをしているんだ。。」って弱気になったのも、自転車に乗って初めて思ったかも。↓坂の山道で休憩。バスに乗っての移動だったら風向きも坂も全く関係ないし気にすることもないけど、こうして自分の力で移動するとなると自然の要素をリアルに体感できる。これが自転車旅の醍醐味なんだろうけど、正直こんな辛い要素はいらない笑まぁこうした登坂があるから、下り坂が最高に気持ち良かったりするんだろうけどね。いや、でもこうやって自転車乗ると、改めてチャリダー(自転車で旅する人)の凄さを知らされるね。自分はまだこうやってちょっと走っているだけだけど、チャリダーの人はこれ以上の苦労を何回も何回も繰り返しながら進んでいくんだもんね。ほんと、チャリダーの人は何か月も何年もそのモチベーションを保てるなと感心するね。途中で辛くなったりやめたくなったりしそうだけど。。やはりもともと自転車で走るのが好きとかって人が多いんだろうねー。さて、休憩はしながらも着実に自転車は進めて、ようやく坂を登り、今度は一気に急な下り坂になった。下り坂は、言うまでもなく漕がなくても勝手に進んでくれるので楽勝で気持ちよい。でもスピード出しすぎても危ないので、もったいないとは思いつつブレーキをかけながら下っていく。こうした山を越えて、ようやくイポーに近づいてきた。↓途中でよったクアラカンサーにあったかっこいいモスク。イポーの町に入る前に、洞窟の中に作られたお寺があるのでちょっと見学。そしてイポーの町に到着。ここは歩き方にも乗っているYMCAに泊まる事に。と思ったら、歩き方の情報とは違ってどうやら今はドミはないらしくて、高いシングルの部屋しかないようだ。。しかも話を聞いた感じ、ドミなんか当の昔にやめているみたい。ふむ、たまに歩き方にはこうやってやらかさせるね。毎年毎年「'15〜'16年」みたいに新しいバージョンは出るけど、表紙だけ変えてるだけで中の情報は全然変わってないってパターンが多いね。ちゃんと情報のアップデートもしていただきたい。まぁそれでも歩き方は見るんだけどさ。完全にYMCAに泊まるつもりだったので、他の宿については全然調べてなかったので困った。。と思ったら、ここのwifiを使わせてもらって、調べてみると、近くにドミ部屋がある宿があったのでそちらに行ってみた。そこは小奇麗な宿だけど、ドミもあるって感じで、こんな感じでちょっと仕切られたドミ部屋になっていた。エアコンもついているし、なかなか快適。これで値段は30R(900円)と、ドミにしては高いんだけど、この快適さなら納得。昔ならとにかく一番安い部屋で、って感じで泊まってきたけど、最近ならお金と快適さのバランスで、泊まる価値ありと思えば泊まるようになってきた。こんな感じでどんどん快適さを求めて宿の値段も上がっていくのかもね笑↓宿近くにいた猫さて、イポーでも特に観光はせずに、ってか特に行くとこもなさそうなので食事にでかけるぐらい。普通に夕食を食べた後は友達にすすめられた、かき氷屋に行ってみた、かき氷の上に、たくさんの果物やらアイスが乗ってあってかなりお得感がある。これで値段が10R(300円)くらいだったかな。一食食べるのと変わらない値段だけど、たまにはこうして良い物食べて、心にも一息つかせるのはいいよね。って自分に言い聞かせる笑↓大きさを比較するために手も入れてみたんだけどようわからんよね。。まぁ一人で食べるにはけっこうな量でした笑そーいや、このイポーの宿に着いて自転車を止めた時、そこにこんな感じで本格的なロードバイクがあったのよね。そしたら同室の欧米人のものだったらしく、話を聞いたらなんとクアラルンプールまでの200kmの道のりを1日で走るらしい笑なんでも車がいない夜走るって事なんだけど、200kmも走れるって事は、スピードもけっこう出てるだろうし危ないんじゃないの?って気もするけど。。ちなみに、自分は一番重い6のギアで気持ちよく走れている時で時速23kmぐらいでてたかな。普通に走っている時は多分時速18km前後だと思う。まぁ休憩も入れると、時速13kmぐらいで進んでいることになりますな。なので、例えば100kmの道のりだと、7時間半ぐらい走るって感じですかな。この人は時速30km以上で走っているのかも。あとでこの自転車触らせてもらったけど、カーボンでできているようで驚くほど軽かった。この自転車めっちゃ欲しい!!。。でもお高いんでしょう?って感じ。いや、ほんとこんな自転車でちょっと走ってみたいわ。自分は1日100kmちょいぐらいを走っているので、イポーからクアラルンプールまでは2日かけて走ろうと思いますー。
- [マレーシア]異文化が密集したペナン、ジョージタウン
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2015.05.04 Monday到着したペナンでは5泊滞在。シンガポールまでの日程にかなり余裕があるのでゆっくりしました。初めて訪れるペナンだけど、色々な面が見られる面白い町だったかな。まず、ペナンで目につくのはストリートアート。↓こんな感じで、街中に針金で作られた絵やこんな感じで自転車などの風景と同化するリアルな絵が描かれていたりこうした絵が町中に点在しているので、適当に歩きながらこれらを探すのが面白いね。まぁこれらは新しい人工物であるし、壁にこうした絵だけ書いてしまえば一気に観光地になってしまうんだけどね。ペナンで観光客受けするのはこうしたアートみたいだけど、個人的に興味深かったのは中華系の店々。そーいや宿のおじちゃんも中華系だったが、いつマレーシアに来たのか聞いてみたら「おじいちゃんのおじいちゃんの。。」みたいな感じだったので、要は150年以上前から中華系の人々は移り住んできたんだろうね。そうした中華系の人たちによる、古い家や商店なんかが、かなり味があって面白い。こんな古びた中国の光景は、もはや中国本土では見られないんじゃないかな?さらに、この世界遺産になっているジョージタウンでは、イギリス統治時代の建物が残る。そこを、こうした観光用のリキシャが走っていたり。かなりでかいクルージ船が2隻ほど止まっていたので、欧米人の観光客もたくさんいたな。このペナンのジョージタウンではほんと色んな面が見られて楽しめるね。さらに、ジェッティーという桟橋のエリアへ行ってみる。ここでは、桟橋が海の上に立てられ、そこに家々が並び水上生活って感じなのだが、行ってみると土産物屋が多く、観光地化していたけど。↓バイクを改造したこんな椅子も。ロンドンでも見たなこういうの。で、これが桟橋。海はきれいではないが空も綺麗で心地は良いね。ジョージタウン近くでは大したビーチもないので、バスでフェリンギビーチってのにも行ってみる。ここのビーチはけっこうきれいだったが、観光客の姿はほとんど見ず。まぁおかげで昼寝もして一日ゆっくり過ごせたけど。ジョージタウン町からちょっと離れたところに、ミャンマー式のお寺があった。幸い、自前の自転車があるので自転車で行ってみる。この時、荷物をなにも積まないで自転車に乗ったんだけど、こんなに軽いんだ??ってぐらいいつもと走っている感じと違った。バックパック背負って歩く時はもちろんだけど、自転車でもわりと違うもんですな。で、こちらがミャンマー式のお寺。ミャンマーだとこうした白と金で作られた仏像が多いね。ミャンマーなんか行ったのもう4年前ぐらいだし、なんか懐かしい雰囲気です。この向かいには、タイ式の大きいお寺もあった。まぁタイから来たばかりではあるけど、それでもわりと見応えのある大きな寺だったかな。そして、地元マレーシアの、イスラムのモスクもある。モスクも、なんとなくアジアチックな気がするね。そして、インド人街があったりほんと色んな文化が合わさった、マレーシアの縮図って感じのジョージタウンだったかな。日本人の旅行者にも多く会えて良い時間が過ごせたペナン島でした。かなりダイジェストで書いたけどこんな感じです笑他には、このジョージタウンにもダイソーがあって、タイで買って途中でなくしてしまったサングラスをここのダイソーに買いにいったんだけど、品揃えが違ったようで欲しかったものは買えず。。自分、メガネをしているんだけど、メガネの上からかけられるサングラスだったのよね。数日前になくして、以降ずっとまぶしい中を走ってきたのでけっこう欲しいアイテムだったのだが。。まぁともかくかなりゆっくりして疲れも取れたと思うので、また南下してクアラルンプールを目指しますー。
- [マレーシア]ペナン島へ到着ー。
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2015.05.03 Sundayバンコクを出発して15日目。ようやくマレーシアへと入国。マレーシアでも安全に走っていきましょう。イメージ的にはマレーシアの方が道路とかも整備されてそうだし走りやすそうだがどうなることやら?マレーシアに入ると、すぐに「E1」という高速道路みたいな道になった。この道をずっと行けばクアラルンプールまで走れるのだけど、どうやら途中から日本の高速道路のような本物の高速になるようなので、他の道を走るしかない。クアラルンプールまでは481kmか。。走り続ければ5日で走れる距離だが、途中にあるペナンで数日ゆっくりするつもりなので到着するのはまだ先だな。今日はもう昼過ぎなので46km先にあるアロースターの町が目的地かな。とりあえずE1の道を走っていく。周りには家などもなにもなく、ほんと高速道路って感じである。幸い路肩のスペースはちゃんとあってそこを走っていた。この道を10km近く走ると、巨大な立体交差みたいのが出現。道は真っ直ぐへ続く道と、左に曲がっていく道とに分岐している。自分は真っ直ぐ進みたいのだが、一番端っこを走っている自分は車線を一つまたいで真っ直ぐへ進む道の方へと進まなければならない。↓こんな感じの場所(写真は他の場所だけど)だが後ろからはびゅんびゅん車がくるし、簡単には車線の変更ができない。車が来ないのを見計らってなんとか車線を変更する事ができたが、正直危なくて冷や冷やものだ。ってことで、次の分岐でこのE1の道はやめて迂回する事にした。このE1で行くのが一番早いんだろうけど、さすがに安全第一で。でも、その迂回路が思った以上に田舎道、さらに坂道が続き迂回したことを後悔するんだけどね。。坂では途中休みながら行く。そーいや坂の途中で自転車止めるのって初めてかも?それでも地道にだが自転車は進んでいくもので、そうしたアップダウンのある道もゆっくり進んでいき、夕方過ぎにようやくアロースターの町に到着。町中には小さいけどかっこいいモスクが。町を歩いている人も、スカーフをかぶったイスラムの女性や中国語の看板をあげて中華系の店があったり、さらにインドのヒンズー教寺院があったりと、いろんな文化がまざった光景を見ると、マレーシアに入ったってのを実感する。やはりタイとマレーシアは全然雰囲気が違うね。↓町中にあった変なタワーこのアロースターで一泊するつもりだったので宿を色々探してみたが、一番安い宿でも1200円ほど。まぁ日本円で言うとそこまで高くはないのかもだけど、タイでは高くても800円ほどで泊まっていたので、どうしてもそれと比べて高く見えてしまう。。マレーシアの方がタイよりも物価が高いのか、仕方ない気もするけど、その安い宿が1200円という値段には合わないほどボロくて結局泊まる気にはならず。アロースターの町で夕食だけ済ませてもう少し走って適当に寝れる場所を探すことにした。ってなけで再び走り出す。日も落ちてあたりはどんどん暗くなり、ついに真っ暗になった。元々夜間は走るつもりはなかったので、ライトは持っていない。一応、安全用に赤い点滅するLEDは買っていたので後ろにつけて走る。そーいやこうして暗くなってから走るのは初めて。夕食も食べた後だし、なんかこうやって走っていると「残業してる」みたいな感覚でちょっと面白かったけど、やはり街灯も暗く、前がよく見えない状況で走るのは危なそう。って事で、それからすぐに見つけたガソリンスタンドにテントを張らさせてもらってそこで寝ることに。けっこう従業員が多いガソリンスタンドで、朝にはみんなが「Good morning !」なんて言ってくれて良い感じでした。ありがとうございます。次の日は朝一から走る。ペナン島まで80kmちょいなので、夕方までには到着するでしょう。この日の道はずいぶん走りやすく、こうしてバイク専用レーンがあってここを走ったりできたので良かった。と思ったら、今度はこうした路肩スペースが全くない道になったり。路肩がないと、自分のわきを車がびゅんびゅん走って行ってけっこう危なくて精神的にけっこう疲れる。。今後もマレーシアをずっと走っていくわけだが、こうした路肩の無い道路がけっこう多くて危なくて仕方なかった。。そんなこんなでも走り続け、夕方前にはペナン島の向かい、バタワースの町へと到着。ペナン島へはこっちの半島から大きな橋もかかっているけど、自転車が通れるかわからないし、かなりの迂回になってしまうのでこのバタワースからフェリーに乗ってペナン島へと向かう。自分も歩行者ではなく、バイクと一緒の料金ブースに並びお金をはらっていざ乗船。こんな感じの、まぁよくあるカーフェリーですな。ペナン島がだんだん近づいてくる。マレーシアには、今回で多分5回目ぐらいなんだけどペナンへ来るのは初めてなので楽しみだね。そして、ペナン島へ到着。宿は目星をつけていた「75 travellers lodge」へ。ドミで18Rなので600円弱だ。このくらいで泊まれるのはありがたいね。広くて開放感のある部屋でよかったが、開放感がありすぎて?夜は大量の蚊に襲われて大変だったけど。。ともかくペナンに到着。実はゴールとなるシンガポールまでの日数にかなり余裕があるため、このペナンには5泊してゆっくりしました。ペナンの様子はまた次回にでも書きますー。なかなか良い町でした。